映画

映画 · 08日 10月 2024
NHKの朝ドラ(地上波8時~)は、どんな時代設定、どんな主人公であっても、必ず視聴率10%以上を獲得する国民的番組ではないでしょうか。熱心な視聴者は、同じ朝ドラを、1日3回観るといいます。一番早く放送されるのが、BSの7時半~、そして8時、昼の再放送の3回です。...
映画 · 25日 5月 2021
日本で公開された映画の観客動員数のランキングを挙げるなら「鬼滅の刃」「千と千尋の神隠し」「アナと雪の女王」といったところでしょう。これらは映画館での興行収入がもとになっているようです。ところが収入を度外視して単純に「観た人(無料含む)」だけを挙げるなら、1965年の映画「東京オリンピック(監督・市川崑)」だといわれています。一般の映画館はもとより、日本全国の学校・自治体において、くまなく巡回上映して、2,350万人を動員したそうです(観に行ったというよりも観させられたという状況でしょう)。実は、私も小学生のころに体育館(講堂)で観た記憶があります。オリンピックの翌年以降、3or4年生の頃だったと思います。印象に残っているのは、体操のチャフラフスカさんの美しさ、東洋の魔女バレーボールの歓喜のシーン、マラソンの円谷選手が競技場内で3位の選手に抜かれた苦悶の表情等ですが、後々何度かテレビやらビデオで観て感じるのは、この映画は、競技内容の記録というよりも、競技している人物の記録なのだと感じたものです。特に陸上競技では、スタートを待つ競技者の隆々とした腕や脚の筋肉のアップばかりが大画面で続きます。また水泳でも、競技しているところでなく、スタート前の選手の緊張する顔とか終了後の疲労困憊の顔などでした。そして過去の記事などをみると、この映画には賛否両論があったようです、あまりにも芸術過ぎる、と。今となっては素晴らしい映画として評価されているようですね。 この写真は私のお宝、1964年の東京オリンピック記念メダルです。入手経緯などは忘れています。
映画 · 12日 3月 2021
NHKのBSプレミアム、平日の午後は少し旬を過ぎた洋画を放送しています。私は毎朝、新聞のテレビ欄をチェックしつつ、おっ、今日はこんな懐かしいのをやるんやなぁ、というのが日課となっております(→基本、観ないんですが)。...
映画 · 24日 8月 2020
卒業生のM君が、ちょっと前「これはぜひ観ていただきたい映画です」とコメントしてくれた『フィールド・オブ・ドリームス』。...
映画 · 27日 4月 2017
 日本での公開は1970年というから私が中学3年、大阪万博の年です。映画は封切りとして見たのではなく、少し後に京都市内の四条大宮にあったコマゴールドという1日に2~3本の映画を上映しているところでした。この映画に使われている楽曲は、70年代ロックの代表的なものばかり、ザ・バンド、バーズ、ステッペンウルフ等々、音楽と広大なアメリカの風景とバイクがマッチしていました。私がバイクに興味を持つようになったのは、この頃、恐らく「イージーライダー」を観てからだったと思います。ただしやっと原付免許を取って通学用に買った(買ってもらった)のは、ホンダスーパーカブ50でした。  もう一つ印象的なシーンがあります。冒頭部分「ワイルドで行こう」が流れる直前、おもむろに腕時計を捨てるところです。若い私は「これからは時間に束縛されることのない旅が始まる」というメッセージを感じました。  3月に退職して、毎日のお勤めがなくなった4月以降、果たして時計を捨て去る生き方ができているのだろうかと思う毎日、早や1か月が過ぎようとしています。
映画 · 12日 2月 2014
先日、BSジャパンで放送していたテレビドラマ「角筈(つのはず)にて」を録画予約していて、この休日に、それを視聴しました(以降、ほっこり感に浸っております)。原作は浅田次郎で、直木賞をとった『鉄道員(ぽっぽや)』の中の短編です。「父と子」「夫婦の絆」「サラリーマンの現実」といったテーマを軸にしたドラマでしたが、浅田次郎の定番、今はここに居ない人(主人公の父親)が要所に登場し、エリートサラリーマンの主人公(西田敏行)に語りかけます(父親役の柄本明がいい味を出していました)。原作はずいぶん前に読んでいたのですが、どんなストーリーだったのか最初は思い出せませんでした。本のタイトル「鉄道員(ぽっぽや)」は高倉健と広末涼子だし、「オリヲン座からの招待状」は宮沢りえだし、その他「ラブレター」や「うらぼんえ」なども映画化されて記憶に残っています。この「角筈にて」は、まず漢字が読みにくいのです。東京の新宿駅の近くの地名らしくて「つのはず」と読むようですが、ルビが無かったら「かくのだて?」いや「かくぜつ?」みたいな感じになってしまいます。それにしても主人公の西田敏行も、その妻役の竹下景子も若いし、映像も少し古い感じ、また今流行のドラマに比べると、テンポがまったり・・・・ひょっとして、かなり前の制作?・・・と思って、あとでチェックしましたら、テレビ東京開局35周年記念番組で制作され、平成11年11月に放映されたドラマだったようです。15年前ですね、どおりで。(FB投稿より。)
映画 · 30日 12月 2013
本日は、餅つきの合間に、NHKで放送していた「あまちゃん祭り」を見てました(朝から晩までやっていたので、ずっと見たわけではなく、ところどころを、しかし割としっかりと見た、というところです)。今年の流行語大賞にも選ばれた「じぇじぇじぇ」が生まれた朝の連続ドラマの総集編です。このドラマが人気があったことは、いろいろなメディアを通じて知っていました。工藤勘九郎の脚本、出演者のキャラクター、などがヒットの要因だと言われております。が、放送されていた期間に毎日見ていないので、もうひとつピンと来ませんでした。 私は、本日この番組を見て思いました。確かにストーリー展開の小気味よさ、マニアックな小道具・セリフ・パロディ等々、工藤脚本の効果満載で、見ているほうが「じぇじぇじぇ」と言いそうなくらい、面白いドラマでした。しかし、よくよく考えてみて、それだけで、これだけのヒットにつながったのか、とも思います。なにしろ、岩手県だけで経済効果が30億円以上、全国で見れば、関連CD、CM、メディアへの波及効果などで二千億円を超えるということです。 本日の放送の、それも断片的に見ただけの感想を言えば、このドラマは、見ている者が求めているようなものがあったのかなぁ、と。その要素は、人によって色々あるかもしれません。2011.3.11.の震災を通した復興への期待感、というのもあるでしょう、また小泉今日子や薬師丸ひろ子が活躍した80年代へのノスタルジーなど。そしてノスタルジーといえば、この小泉今日子のことで思い出すことがあります。 今から約30年前、京都大学の学園祭のイベントで、当時デビューしたての小泉今日子の野外コンサートが、東大路通りに面したグラウンドで予定されていました。まだデビュー早々の時期だったので、テレビ等の露出も少なかったのですが、そのブレイクの早さは、イベント計画の時点から開催当日の間に、急激に進み、当日、学生以外のファンや暴走族の集団やらが、続々と集まってきたのです。その数は、広めのグラウンドのキャパをはるかに超え、危険な状況となりました。おそらく所轄警察などの指導もあったのでしょう、結局開催時間の直前にコンサートの中止が決まったのです。その中止決定をステージで告げた学園祭実行委員の学生(檀上で土下座して謝罪したそうです)に、怒ったファンが殴りかかる一幕もあり、翌日のローカル紙(京都新聞)に大きく掲載されていました。当時、その手の情報に疎い私も「コイズミキョウコはそんなに人気があるのか」という感想を持ったものです。その後、小泉今日子は次々にヒット曲を出したのは、周知のことです。京大での中止時点では、まだヒット曲は出ていない状況でした。 今の世の中、政治や経済の世界でも閉塞感が漂っています。また身近な職場や世間内にも、なんとなく後ろ向きな、事なかれ主義的な空気が蔓延しています。大多数の人たちは、その空気に飲まれつつ、そして現実に流されながら、心の中では「ひょっとしたら」「ちがうんじゃないのか」「もうちょっと前向きに」「生きてみようか」というようなことを考え始めているのかな(日本-人-も捨てたもんじゃない!)と思ったわけです。そんな気分に、このドラマが、追い風のようになったのかな、と。その一翼を、小泉今日子が担っていたのではないのかな、と、強引に結び付けてみた次第です。 (蛇足ですが、小泉今日子の若い時代の役をしていた女の子も、なかなか惹きつける目をしていますねー。)   /FBより
映画 · 02日 9月 2013
毎月1日の日は、映画の日、誰でもが一律1000円で観られるということで、昨日(9/1)、話題の「風立ちぬ」を見てきました。夏前から、日本テレビを中心として(ズームイン朝では毎日のように)かなりの宣伝がなされていました。また最近では、日本禁煙学会から映画制作会社へ出した要望書の件、あるいは隣国から軍国主義を美化するものでは、という意見、等々で、なにかと話題の多い映画でした。 しかし率直に言って、禁煙の一件については、吸う場面は何回かあったものの、私の印象からすれば、童顔のマンガチックな(実際漫画ですが)主人公の青年がタバコを吸っている画の雰囲気が不釣り合いで、おいおい、未成年(というより「こども」)がタバコを吸ってはいかんぞ、その顔と合ってないぞ、という感じでした(という意味でよろしくないというなら少しは理解できます)。また軍国主義云々という話題から、てっきり戦闘機の描写が多いか、あるいは戦争を美化しているような場面があるのか、注意して観ていましたが、戦闘機の設計者・軍事関係企業の社員という設定は、あくまでも、主人公の所属を示しているだけで、あまり深いつながりは感じませんでした(どちらかというと、物語のはじめと最後、いわば「額縁」部分に出てくるイタリアの著名な航空機設計者、ジャン・カプローニ伯爵との夢の中でのやりとりが、主人公と飛行機の強いつながりを示すものでした)。 というわけで、戦争映画でも、シリアスな技術者を描いたものでもなく、時代は戦時中でしたが、偶然の出会い・ひとめぼれ・災害(関東大震災)・消息不明・再会・ロマンス(軽井沢?)・結核に冒された少女・それでも婚約・永遠の別れ・・・という、まさにラブロマンス定番中の定番の要素てんこ盛りの物語でした(まぁ他にも、もっと大事なテーマがあったのでしょうが、この際、そんなことはどうでもよい雰囲気です、観ている側の私の個人的な嗜好が影響しているとしか思えません)。そして、話の軸が、少し逸れるか、舞台が少女側で展開すれば、間違いなく、主人公は堀越二郎ではなく、薄幸の美少女、里見菜穂子となっていたことでしょう。絵のタッチも、少女マンガ映画、という括りでも、何の違和感もありません。また最後に流れるユーミンの「ひこうき雲」の歌詞は、この映画のストーリーに合わせたかのように(昔の作品なのに)ぴったりでしたね。もしかしてユーミンの「ひこうき雲」にインスパイヤーされて映画が作られた、そんなわけないですよね。
映画 · 26日 2月 2012
現在、衛星放送WOWOWにて、長澤まさみ主演、東野圭吾原作のテレビドラマ「分身」が放映されています。全5話なんだそうです。これまで2話が放映されましたが、週に1話のペースが待ちきれず、金曜日に職場近くの「リーブル京都(書店)」で集英社文庫を購入し、週末、一気に読んでしまいました(だいたいのストーリーは承知していましたので「やっぱりなぁ」というところでした)。小説のほうは20年前に書かれているようですが、テレビのほうでは「震災から10ヶ月・・・」というセリフが出てくることより、2012年現在という設定のようです。本日、第3話が放送されますが、あいにく大学のサークルの追いコンに出席する予定なので、見られず、後日録画で見ることになります。 小説のほうは文庫本とはいえ、けっこうなボリュームなんですが、章立てが2人の主人公の語りとして交互に展開していきます。そういう手法の関係なのか、スピード感、ハラハラ感があります。そのハラハラ感の一つの理由として、携帯電話が出てこないことがあります。この場面で携帯電話があれば、すぐに連絡が取れるのに、助かるのに、と思うような箇所が何度か出てきます(特に終盤)。対してテレビドラマのほうは、現在(いま)が舞台です、当然携帯電話が出てきます。長澤まさみ扮する双葉のほうはスマートフォンまで持っています。鞠子のほうは普通の携帯でした。今後のテレビドラマ版では、そのあたりの誤差がどのように脚本家によって埋めていかれるか、原作を完読した今となっては、そちらのほうに関心が向いている今日このごろです。
映画 · 29日 5月 2011
 このタイトルの曲を知っている方は、まぁ50代前後と思います。言いますと、フランスのポップスの妖精と言われた?、シルビィ・バルタンの大ヒット曲です。CMとかに使われていたかもしれないので、曲名を知らない若い人の中にも、メロディは聴いたことがあるかもしれません。...

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