一度行ってみたいと思っていた美術館です。行くまでのイメージとしては、有名な絵画が複製されて展示されている、つまりすべて「ニセモノ」が寄せ集められた美術館、そんな期待するほどのものでもないが、複製物を写真に撮ってもよいのが気にかかる、ただ入館料はやけに高い、というものでした。
行ってみると、そのイメージを裏切り、とても素晴らしい美術館だと感じました。展示されている作品が、陶板製の複製物、ということを知らなければ、フランスのルーブル美術館やオルセー美術館に引けを取らない、いやいや、それ以上の環境の美術館(つまり建物や空間の活用、収集されている著名な絵画の多さから)ではないかと思いました。特に、額には力を入れているそうで、数千万円の額もあるとかで、複製物の価値が上がるはずです。
いろいろ有名なものはありますが、やはり、モナリザの微笑、これは外せません。