先日、BSジャパンで放送していたテレビドラマ「角筈(つのはず)にて」を録画予約していて、この休日に、それを視聴しました(以降、ほっこり感に浸っております)。原作は浅田次郎で、直木賞をとった『鉄道員(ぽっぽや)』の中の短編です。「父と子」「夫婦の絆」「サラリーマンの現実」といったテーマを軸にしたドラマでしたが、浅田次郎の定番、今はここに居ない人(主人公の父親)が要所に登場し、エリートサラリーマンの主人公(西田敏行)に語りかけます(父親役の柄本明がいい味を出していました)。原作はずいぶん前に読んでいたのですが、どんなストーリーだったのか最初は思い出せませんでした。本のタイトル「鉄道員(ぽっぽや)」は高倉健と広末涼子だし、「オリヲン座からの招待状」は宮沢りえだし、その他「ラブレター」や「うらぼんえ」なども映画化されて記憶に残っています。この「角筈にて」は、まず漢字が読みにくいのです。東京の新宿駅の近くの地名らしくて「つのはず」と読むようですが、ルビが無かったら「かくのだて?」いや「かくぜつ?」みたいな感じになってしまいます。それにしても主人公の西田敏行も、その妻役の竹下景子も若いし、映像も少し古い感じ、また今流行のドラマに比べると、テンポがまったり・・・・ひょっとして、かなり前の制作?・・・と思って、あとでチェックしましたら、テレビ東京開局35周年記念番組で制作され、平成11年11月に放映されたドラマだったようです。15年前ですね、どおりで。(FB投稿より。)
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