Taro Okamoto:岡本太郎

岡本太郎(おかもと・たろう、明治44年2月26日~平成8年1月7日)は、日本の芸術家。父は漫画家の岡本一平、母は歌人で作家・かの子。

 

<岡本太郎を知るリンク>

ウィキペディア(岡本太郎)

岡本太郎の略歴を知るために、とりあえず見てみたいページですね。

岡本太郎記念館

太郎が84歳で亡くなるまで、アトリエ兼住居だったところです。50年近くも彼が生活した空間で、館内には絵画や彫刻などの作品とともに、筆や画材が置かれたアトリエがそのまま残されています。

川崎市岡本太郎美術館

岡本太郎より川崎市に寄贈された主要作品1779点を保有・展示している美術館です。この施設建設については自然保護活動家の反対運動により開館が遅れたそうです。 

躍進/JR岡山駅構内(2014.3.14.)

信楽の窯元で制作された陶壁レリーフ「躍進」、以前は新幹線ホームへのエスカレーター前にあったそうですが、駅改装の関係で、現在地(カフェエスタシオンの隣)に移動したそうです。設置は1972年、岡山に新幹線が開通した年です。

若い時計台/数寄屋橋(2012.11.8.)

東京都中央区銀座5-1-1(数奇屋橋公園)

1966年(昭和41年)数寄屋橋ライオンズクラブの結成記念として岡本太郎氏に製作を依頼し造られました。太郎はこの作品について、八方に意欲をつきだし情熱をほとばしらせて生きるべき人間の本来の姿、若々しく、のびきった姿をうちだした、といっているそうです。

明日の神話/渋谷マークシティ(2012.10.20.)

東京都渋谷区、渋谷マークシティ~京王井の頭線渋谷駅とJR渋谷駅を結ぶ連絡通路

岡本太郎の絵画では最も大きな作品とされています。生前、メキシコに建設されるホテルのために製作された(1969年)のですが、依頼主の経済的事情で作品の所在が不明となっていました。2003年9月にメキシコ国内の倉庫で発見され、翌年より、岡本太郎記念現代芸術振興財団などが、再生プロジェクトを立ち上げました。修復された壁画は2006年7月8日から8月末まで、東京汐留の日本テレビで一般公開され、展示後、大阪府吹田市をはじめ、広島市、長崎市、東京都渋谷区が、それぞれ誘致運動を行っていましたが、2008年3月18日、東京都渋谷区への恒久設置が決められ、同年10月17日、渋谷マークシティの連絡通路への取り付け作業が完了しました。

太陽の塔 2011.04.30.

ソフトボールの試合(於・万博スポーツ広場)があった日は、よくこちらへ立ち寄ります。いろんな角度から見るといろんな「顔」が見えます。

太陽の塔の「4つの顔」

上部の黄金の顔(直径11m、目の直径2m)

未来の顔
未来の顔

正面胴体部の顔(直径12m)

現在の顔
現在の顔

背面に描かれた黒い顔

過去の顔
過去の顔

「太陽の塔」の地下に展示されていた太陽(現在所在不明)

地底の顔
地底の顔

万博記念公園 2011.04.30.

記念公園はとても広いです。エキスポ70終了からすでに40年の歳月を経ても、まだ見たことのない風景があるんです。

イルミナイト万博(2010.12.26.)

万博公園の夜間、約10万個のLEDがきらめくイルミネーションのイベントです(毎年夏と冬に開催)。その他子供向けの光の迷路や、B級グルメの屋台などもありました。

岡本太郎の作品

著作権の問題と作品の写真について

岡本太郎の作品は、大阪吹田の万博跡地に鎮座する太陽の塔以外にも、渋谷マークシティの壁画「明日の神話」や神奈川県内の公共施設のモニュメントや壁画など点在しています。基本的に岡本太郎は、作品を販売目的にしていなかったので、大半はどこに何があることが判っています。まとまってあるのは、やはり神奈川県川崎市の岡本太郎美術館と東京青山の元アトリエを公開している岡本太郎記念館の二つです。その後者、記念館のほうは渋谷から歩いて20分くらいのところにありますので、手軽に見学することが出来ます。そしてこの館の魅力は、写真撮影がOKなことです。受付で入場料を払うと、係りの方が「ここは写真撮影は自由ですのでお撮りいただいてもかまいません」と言われます(美術館の方は撮影禁止です)。

 

一方、インターネット上での個人ブログやホームページなどにも、記念館の写真撮影自由の方針もあって、岡本太郎さんの作品がたくさん掲載されています(岡本太郎・画像で検索すれば多くの個人撮影写真がヒットします)。著作権法では、私的利用については著作物の撮影や無断利用が可能であることが謳われています。ただしホームページやブログに掲載するということは、著作権法上、問題があるようにも思います。つまりいくら個人の私的なホームページといえども、インターネット上に掲載すると、不特定多数の人に見せる、複写を可能にする、ことになるからです(著作権の侵害となるわけです)。

 

そんなこともありまして、先日、記念館を訪ねた際、受付の方が「撮影は自由です」と言われたので、「ちなみにお聞きしたいのですが」と質問をしました。「ネット上には岡本太郎さんの作品が個人のブログなどに掲載されているのをよく見かけますが、ここで撮影した写真を自分のブログなどにアップしても良いものでしょうか?」と。受付の方は「ここでの撮影はよいのですが、それをホームページにアップされることについては当館の管理の範疇ではありませんのでお応えできません」との返事でした。おそらく同じような質問も多いのだと思います。そして記念館として、それらの行為を認めているわけでもないし、また禁止しているわけでもない、管理の範疇外のことである、ということになっているのでしょう。受付の方は、まったく的を得た回答をしていただいたということです。

 

ちまたのブログにアップされている人の中には、そういう著作権の問題についてよく知らずに、悪気無く掲載している人が大半だと思います。また中には少し気にはなるけれども、撮影は自由だったし、禁止という文言もないし、グレーゾーンなのでは、と判断されている場合もあるでしょう。どの場合も商用目的で公開しているわけでもなく、どちらかと言えば、岡本太郎のファンが、この存在を知らない人達に向けて、もっと知ってほしい、出来れば訪ねてほしい、といった気持ちで掲載しているのではないでしょうか(これらの趣旨は公正な利用なのではないだろうかと個人的に思います)。

そこで著作権のことについて少しは勉強しました私として、このページには、次の点に注意しつつ、誠に無断で僭越ながら、条件つきで掲載させていただくことにいたしました。


それは、ひとつの作品が1枚の写真にその作品そのもののように映っている場合は避け、作品が映りこんでいても館内の雰囲気を撮ったもの、複数の作品が館内の様子の中で映りこんでいるものは掲載させてもらう。あと屋外に出ている作品は単独でも掲載させてもらう(※1)、という点です。もしこの範囲でも問題があると著作権者から申し出があった場合には、即刻削除します、という事を明記しておきたいと思います。

 

※1:太陽の塔のように、屋外に恒久的に設置された著作物については、著作権法上でも、商用利用を除いて自由利用が出来ることになっています(「著作権法」第46条)。なので太陽の塔や屋外に設置された作品の写真はここのホームページにもたくさん掲載しています。その他、渋谷マークシティの壁画もこれに該当するかと思います(マークシティの通路はほぼ屋外とみなされるので)。 

岡本太郎記念館・東京青山(2011.6.)

太郎のアトリエ(記念館)

明日の神話・渋谷マークシティ(2011.6.)

明日の神話への落書き事件

上の写真でも確認できますが、この作品の右下の一角には絵の描かれていない部分があります。2011年の5月に、この描かれていない部分に何者かが、壁画の続きであるような落書きを貼り付ける(作品を傷つけたりペンキを塗るといったことではなかった)、という事件がありました。その後、犯人はつかまったようですが、東日本大震災、原発事故などに対する表現活動であったのだろうと思われます。

こどもの樹・青山こどもの城(2011.6.)

青山にある国連大学の隣、こどもの城の正面に展示されている「こどもの樹」(1985)。岡本太郎の記念館から歩いて10分くらいのところにあります。渋谷マークシティ、NHKの壁画も近くにあるので、この周辺は太郎のアートに出会える場所です。

岡本太郎美術館・生田緑地(2009.11.)

ここは撮影禁止ですので、外観とロビーくらいの写真です。太郎の父、岡本一平や、母、かの子の直筆資料なども展示されていて、興味深いところです。

レリーフ壁画「天に舞う」・NHK放送センター(2011.10.30.)

NHK放送センターの見学者コース(NHKスタジオパーク・東京都渋谷区神南)入口のロビーに飾られています。1974年制作。

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