先週末、友人と拾得ライブへ行きました。デビューして、すぐに7インチシングルを発売し、今回は『Get Ready』というアルバムを出した「the Tiger」という名のバンド、その発売記念ツアーの一環で来京都。前日までの東京、名古屋のライブはソールドアウトの状態、京都(拾得)は少し余裕があるとの情報で、少し早めに並びました(コアなファンがわざわざ北九州から仕事休んで一番乗りしてまして我々は2番手でした)。
当日、昼過ぎに落ち合い、軽く一杯ひっかけて、そして二杯目は拾得ちかくの佐々木酒造(蔵之介さんの実家)で利き酒、いつものルーティン。
「the Tiger」、名古屋出身の若手のバンドです。ルーツミュージックには、アレサフランクリン、ザ・バンド、R・ストーンズ、RCサクセションなどがあるようで、アルバムはオリジナル曲中心ですが、ライブではそれらのカバー曲をすごくカッコ良く演奏してくれます。中でもめちゃめちゃ上手いギターは「たいが」、グループ名もそこからのようです。音楽評論家の妹尾えみさんによると、このバンドには、アレサ、ブルース、ヒロト(甲本)を感じると書いておられます(友人情報)。
私は、ボーカルの「りん」さんに、デビューしたてのスーパーフライ(越智志帆)の雰囲気を感じました。華奢な身体を揺らしてシャウトする姿は、スーパーフライが当初よくカバーしていたジャニスジョプリンやアレサを彷彿とさせます。そして、東京のライブでは、三宅伸治さん、佐々木久美さんが参加、名古屋、京都では、京都在住のリクオさんが参加するという、新人バンドではありえないような超有名なメンツがサポートしています。きっとそれだけ期待するものがあるんでしょう(そうそう、ブルースザブッチャーのホトケさんも大絶賛していて、私はそのホトケさんのTwitter、Xを見て「あ!京都に来るやん!」と思ったわけなんです)。
ライブ終わり、買ったCDにサインをいただきました。何歳になってもミーハーな私でございます。