数日前、民俗学研究会の卒業生が京都市京セラ美術館で開催されている「兵馬俑と古代中国」のことをFacebookに書いておられて、会期が今週末までとのことで、これは急がないと見逃してしまう、と本日、友人を誘って行ってきました。
兵馬俑の「兵馬」は字の通り兵隊・馬のことで、「俑」とは、それら人や動物の姿を写した像のことで、故人の死後の生活のために地下世界に収められたものです。最も有名なものは、秦の始皇帝の墓の傍に埋められた8千体の兵馬俑、今から2,200年前のものです。本展では、この秦の時代を中心として、秦以前、秦以降(漢)の3期にわたる兵馬俑のホンモノとレプリカが展示されていました。写真撮影可の展示室ありました。
最終週ということもあってか、見学者はけっこう多く、賑わっておりました。同時開催されている「ポンペイ展」は、また今度にしましょう(7月まで開催中)。