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キャンサーギフト

移住されて3年目くらいに出版
移住されて3年目くらいに出版

今朝の「ラジオ深夜便」のアンカーは、私、ひそかにファンの村上里和さん。ゲストは声優の佐久間レイさんでした。話の内容はたいしたものでもなく、声優としての苦労話等々でした。そのコーナーが終わって、村上さん、今から少しお便りを紹介しますと、今月中旬に放送されたインタビューについての読者からの長文の感想を読まれたのです。その放送回、実は私も聞いていて、感銘をうけた記憶があり、やはりあの放送の反響は大きかったのだとあらためて思いました(村上さんは長く北海道局のアナウンサーだったので取り上げて紹介されたのかもしれません)。

 

放送日は、10月14日、ゲストは北海道礼文島在住の写真家・歌人の杣田美野里さんでした。話の内容は、東京で生まれた杣田さんが美大へ行き、就職し、その後、北海道礼文島に旅行に行き、そこで出会った人と結婚、その後、生後3ヶ月の子どもとともに一家で礼文島に移住(今年で30年目)、数年前に肺がんと診断、今年の1月に余命宣告、抗がん治療と戦いながら『キャンサーギフト』(=意味は「癌の贈り物」ということですね!)という写真集を出した、というものでした。病気と闘いながらも、人生最後の仕事として礼文島の写真と自分の歌を載せた本を出版されたことに感銘をうけたのと、さらにインタビュー収録(9月中旬)後、10月初旬に旅立たれたことが、放送の最後に伝えられて(本人が放送を聞くことはなかったけれども、娘さんから「母もきっと喜んでいます」との連絡があったとのことが紹介)、さらにさらに驚いて、早朝の二度寝どころではなかったことを思い出します。私の習性として、この方はどんな人なんだろう、ブックオフオンラインで人となりの分る安い本とかないものか、という行動原理が働きます。ちょうどそのオンラインで、200円の写真集を見つけて、先日、亀岡のブックオフへ取りに行ったのが、この写真の本です。

 

 

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