綾部市に週に1日(金曜日)しか開館していないグンゼ記念館があります。いつも開館している隣接のグンゼ博物苑(商品の展示や加工機械の展示)やバラ園には数回行っておりますが、この「金曜日だけ開館」している記念館は行ったことが無く、4月以降はコロナ関連で全面閉館、7月ごろから、また「金曜日だけ」開館しているというので、京都縦貫を飛ばして見学してきました。
建物は大正時代のモダン建築、入館したことは無かったのですが、外から見る限り、なかなか立派な建物でしたので内部がどんな感じなのか、興味津々でした。もと郡是(グンゼ)製糸本社事務所だったところで、グンゼの歴史や創業者の銅像などが展示されています。館内はクラシカルな西洋建築ではありますが、和室の部屋などもありました。各展示室を巡っていると昭和2年に作成された「50年後の綾部」という絵地図が展示されていて、「大本大学」という表示もありました。綾部は大本教の開祖・出口なおの出生地であり、現在も教団施設があることより、ゆくゆくは「大学」も出来るだろうという予想がされていたのでしょうね。記念館の職員さんのお話では、予想していた人口とか様々な施設は、今のところ実現しておりません、とのことでした。