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京都帝釈天

 車を走らせていると時々、道ばたに看板があって「何かな?」と思うことがよくあります。昨日、南丹市八木町の山沿いの道(といってもけっこう広い二車線・しかも交通量少ない走りやすい道)で、気になっていた「京都帝釈天」という看板、そのお寺へ行ってきました。というのも、通り過ぎる際、看板は目立つのですが、チラ見では、それらしき建物がありません。車で行くのもなんなので、125スクーターで。

 「帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎・・・」という名ゼリフの帝釈天、調べてみると全国各地に帝釈天を祀っているお寺が多くあるようです。なので寅さんのところは葛飾柴又帝釈天だし、こちら京都帝釈天と地名を冠しているのでしょう。

 駐車場にバイクをとめて、矢印が先々に設置されていました。その先は山に向かっておりました。参道の巾は結構広く、これならバイクでも行けるな、と思いつつ、バイクで登って叱られてもいやだし、そのまま徒歩を続けます。道の両端には小ぶりの梵鐘が掛かっております。中に「寅さんの鐘」というものもありました。

 少し汗ばむくらいに登ったところに本堂がありました。「京都帝釈天」というのは俗称で、本来は、曹洞宗の医王山福寿寺というそうです。また庚申信仰とも習合しているようで、登り坂には何カ所か寄進された庚申塔なども見受けられました。その関係か、本堂周辺には猿(申)の人形や彫り物などが置かれていました。時節柄、お猿さんもマスクをしております。

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