ドラマーの村上ポンタ秀一さんが亡くなられたとニュースで知りました。
思い起こせば今から半世紀も前、私が高校生の頃に、生徒会長をされていた川勝さんに赤い鳥のコンサートのチケットを買わされたこと。そして会場となった亀岡会館(今はありません)での赤い鳥・・・フォークのグループというイメージで臨んだコンサート、えらくロックな激しいグループという印象でした。(この話は過去に何度も書いているのでしつこいですね)
そのロックな赤い鳥には、5人のオリジナルメンバーに加えて、ギターの大村憲司さん、ドラマーの村上ポンタさんがいた、ということが後に判明(しかも、わずかな活動期間のみ、という稀有なタイミング)。村上ポンタさんを直接に見た(と思われる)のは、後にも先にもこの半世紀前の亀岡会館のステージだけです。
その後、ポンタさんは、日本のポピュラー音楽界で数多くのレコーディングに参加されております。自身でもポンタボックスというバンドで活躍されていますし、ブルースギタリストの近藤房之助さんとのコラボアルバムなどもメリハリの効いたリズムセクションが心地よい作品です。
神戸の高校生、吹奏楽部にいたポンタさんが、いかにして、多くの歌手のレコーディングにはなくてはならないプロのドラマーになったかは、この「自暴自伝」に詳しく書かれています。
ご冥福をお祈りします。