卒業生のM君が、ちょっと前「これはぜひ観ていただきたい映画です」とコメントしてくれた『フィールド・オブ・ドリームス』。
その後、そのコメントが気になり、ブックオフとかに行く度にDVDの棚をチェックしていたのですが、なかなか見つかりませんでした。プライムビデオにも無いし・・・と、かれこれ1ヶ月以上過ぎているのですが、Amazonはぬかりありませんね、ネットで検索していると、販売のほうに誘導してきます。結局、買ってしましました(でもブルーレイで990円は安いですね、ブックオフで探さなくても最初から買っておけば良かったのです)。
その商品が本日届き、暑い平日の午後、一気に鑑賞いたしました(途中ウトウトしてしまったのでウトウトしかけた少し前から巻き戻し再生して都合2時間半ほどかかりました)。
農場主が、どこかから聞こえてくる「声」に従って、トウモロコシ畑に野球場を造ったことから起こる不思議な出来事、家族愛、親子の絆みたいなところが、ファンタジーなエピソードとして展開していきます。この世にいない登場人物が、さりげなく出てくるところや、ちょっとした奇跡が起こるところは、時として奇抜なストーリーになりがちなのに、なぜか安定感・安心感を感じるのは、このトウモロコシ畑の野球場を中心として、淡々と進んでいく視点・演出の妙でしょう。
劇中歌にオールマンブラザーズバンドの「ジェシカ」、ドゥービーブラザーズの「チャイナグローブ」が使われているのは、根っからのアメリカ南部が舞台であることを感じさせます。