昨夜の午後8時、東京都知事の投票が締め切られ、即刻、当選確実のニュースが出ておりましたが、この選挙期間中、選挙や政治には関係ないマニアックな音楽のfacebookのグループ(私も登録しています)には、連日、特定の候補を応援する投稿が出されていました。確かに、登録者がそこそこ多いグループですと、その記事を見る人も増えることとなります。ただし私も含めて東京都以外の登録者も一定数いるのだし、また、そもそも、このグループに登録したのは、趣味の音楽の話題や蘊蓄を読んだり自身も投稿したりして楽しむものなので、違和感を感じた人も多かったように思います。ただし、それらグループ趣旨とは違う投稿は、しばらくして管理者さんが削除されているようです。
ところで我が地元にもfacebookを活用して、観光やイベントに「いいね」をして、亀岡(の観光・にぎわい)を盛り上げようと「亀岡市シェアサポーター」というグループがあります(管理者は亀岡市)。私も登録していますし、私と友達になっている亀岡市在住の方も多く登録しています。投稿される記事には、今、どこどこで、桜が満開です、とか、サンガがホームゲームで勝利したといった楽しい話題・旬の話題が多いのですが、時折、市役所への苦情窓口みたいな内容を投稿されているのをみかけます。たとえば、どこどこの道路工事が進んでいない、とか、クルマの騒音が迷惑だ、等々です。投稿した人にとっては、桜の開花と同様に、亀岡の気になる切実な問題なのかもしれませんが、それを伝える場所を間違っていますし、おそらくですが、グループの趣旨に賛同して参加した方の多くは、その投稿を読んで、少し気分を害されているのではないでしょうか(私もです)。けど、そのスレッドにダイレクトに「あなた言う場所が違いまっせ!」などとリプライすれば、投稿した人は「なにぬかすか!」とバトルの応酬となるでしょう(なので誰もリプライしませんし、勘違いした人が好意的にリプライとかするものだから、ますますここは「亀岡市苦情掲示板」か、という状態となります)。
こういったインターネットの小社会、グループ、愛好会には、やはり最低限のルールがあります。それを理解して、楽しく快適に参加・活用するためには、情報リテラシーというものも必要だと感じます。
バトルを避けたい小心者の独り言です。