広島市に初めて市内路面電車が走り出したのは1912(大正元)年なのだそうです。そして「動く電車の博物館」と言われるほど新旧の車両が運転されており、ドイツ製の新型車から、以前、京都市内を走っていた電車、「大阪市電」「神戸市電」などが走っております。
広島城は、広島市中区基町にある城郭で、鯉城(りじょう)ともいうそうです(ここから広島カープ=鯉の名称が生まれたのでしょう)。昭和20年の原爆投下により天守閣等すべてが倒壊しましたが、戦後復元されて、天守閣内部に博物館が設置されています。
原爆投下当時は広島県産業奨励館と呼ばれていました。原爆の投下により建物の大半が溶解し倒壊しましたが、現在残っている一部が、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されているのです。“二度と同じような悲劇が起こらないように”との戒めや願いをこめて、特に負の世界遺産と呼ばれています。
2011.7.
2015.4.訪問時のドーム
縮景園は中国の西湖周辺の風景を「縮めて」表したことによると言われています。1620年、広島藩主となった浅野長晟が、茶人であった家老の上田宗箇に作庭を命じ、以降徐々に拡張整備されたそうです。明治時代以降は浅野家の別邸として利用され、「泉邸」とも呼ばれていました。
世界に向けて人類の平和を願い訴える目的と、過去の過ちを繰り返さないために、爆心地に近いこの周辺に公園の建設が計画され、1954年に完成しました。設計は丹下健三。 毎年8月6日には平和記念式典が開催されます。
近代の広島を知るための必須のポイント! 広島の伝統的な地場産業を中心とした赤レンガ造りの人文系博物館です。1911年(明治44年)建設の旧陸軍糧秣支廠の建物の一部を保存したものです。市内に残る数少ない明治の近代洋風建築で建築技術や意匠が優れていることから、広島市の重要有形文化財に指定されています。地場産業ばかりでなく、宇品築港や広島の歴史、人々の暮らしなどについても展示を行っています。昔なつかしい、川舟やかもじなどが見られます。 広島観光ナビより