伊勢から、毎年、田植えのシーズンに獅子舞がやってきます。我が地元では、家の新築、出産といった祝い事のあった家では、いつもより多めのお供え(ご祝儀)をして、獅子舞は特別な演目、時には曲芸など、を舞います。
伊勢・太神楽の動画です。今から10年ほど前の動画ですが、現在も同じように行なわれています。次の動画の上のほうは、通常の千円程度の謝礼をした時のもので、下の方は、何かおめでたがあった際など、少し多めに謝礼をした際のもので、普通よりも丁寧に舞をしてくれます。
毎年5月はじめ、千本通りにある引接寺(いんじょうじ・通称「えんま堂」)で行なわれる狂言です。京都の三大念佛狂言のひとつで、ほとんどの演目にセリフのあることが大きな特徴。京都市登録無形民俗文化財になっています。安物のカメラで撮ったので画像わるいです。雰囲気だけでも。
能の成立は鎌倉時代から室町時代とされていますが、起源については諸説あるようです。日本における代表的な伝統芸能であることは、間違いありません。民俗芸能という範疇に入れるには、やや特定の階層社会で発展していたかもしれません。が、広い意味で民俗芸能でしょう。そうしときましょう。
この画像は、1984年に能楽部の学生さんに勧められて、京都岡崎にある平安神宮で行われた「薪能」を見学したときのものです。通常、能は能楽堂という舞台(室内)で行なわれます。薪能は音楽でいうと、ま、野外ライブ、といったところでしょう。薪の火と照明がうまい具合にコラボレーションしているのがみどころです。