全国の線路は、この駅に向かって「上り」ます。
1889年(明治22年)に国鉄東海道本線の新橋~神戸間が全通しました。一方、私鉄の日本鉄道が上野を始発駅として青森に向けて線路を建設していました。そこで、新橋と上野を結ぶ高架鉄道の建設が立案され、帝国議会でこの区間の途中に中央停車場を建設することが可決されました。建設は日清戦争と日露戦争の影響で遅れ、建設工事は戦争終了後の1908年(明治41年)から本格化し、1914年(大正3年)12月18日に完成、同時に「東京駅」と命名されたのです。赤レンガ造りの丸の内口の駅舎は辰野金吾らが設計したもので、2003年(平成15年)に国の重要文化財に指定されています。
2013.8.26.撮影
2012.11.27.撮影
2012.11.11.撮影
ライトアップされた東京駅は、なかなかのものです。雨の中バージョン。
2012.10.19.撮影
2012.6.2.撮影
長いことその姿が工事現場のシートに覆われていたのですが、最近、上部が取り外され、その全貌が現れてきました。